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鍼を打つ時に痛い時と痛くない時があります、その理由は?
・名古屋市在住のF様からの質問。 鍼灸治療に通い始めて3か月ほど経過し、通算して12回ほど施術を受けています。 最近、疑問に思うことが1点あります。 それは・・・・ 「鍼を打たれた時にチクッとする時と全くしない時がある」のです。 どうしてそういうことが起きるのか、鍼灸師の先生、回答よろしくお願いします。 |
原因は1つではなく沢山あります。
回答日:2023年8月7日。 ご質問ありがとうございます。 早速ですが、名古屋市守山区の鍼灸師が鍼を打たれて痛い時と痛くない理由を挙げてきますよ。 理由は4つ考えられます。 @使用する鍼の太さは0.1mmから0.3mmまでと種類があり、太くなるほど痛みが感じやすくなるからです。反対に細いほど痛みを感じにくいです。 A切皮(せっぴ)が上手か下手かで変わります。 ・切皮は鍼を刺すときに皮膚を切る行為を言います。これが上手な先生とあまり上手でない先生とで鍼を打つときの痛みの程度が変わってきます。これが上手な先生ほど痛みを感じにくくなりますよ。 B患者様の体調で変わります。 ・体調が著しく悪い時は気血が不足しているの為、皮膚がとても敏感になっているからです。 C鍼をする部位によっても変わります。 ・指先にいけばいくほど痛みを感じやすくなります。何故かと言うと、痛点(痛みを感じる点)は指先に行くほどたくさんあるからです。 (例)包丁で物を切っている時に指先を切ると痛みを感じますね。反対に頭部はそんなに痛くないのです。何故なら指先に比べて痛点が少ないからです。 |