■この記事を担当している筆者は「当院の院長」になります。詳細はこちら。
痛みの疾患
■当院がおすすめする痛みの症状
例えば腰痛・肩関節痛(五十肩・腱板損傷なども含む)・膝関節痛(変形性膝関節症など)・肘関節痛・手首の痛み・足首の痛み・股関節の痛み・頸の痛み・指の痛みなどが挙げられます。これらはすべて整形外科で診て頂く症状ばかりです。整形外科ではレントゲン・CT・MRIでの画像・血液検査・尿検査など総合的に判断して診断した後に、痛み止めの注射や薬、患部の固定、各種リハビリによって痛みの症状の緩和させることが基本になりますね。
【 参照ページ 】 ・鎌倉ヒロ病院 整形外科診断法 ・鎌倉ヒロ病院 整形外科治療法 |
■では当院がなぜ鍼灸治療が上記の症状についておすすめできるのか?
それは、鍼灸施術を行うことで比較的早く効果を実感しやすく、かつ定期的な継続をすることで痛みの予防も期待できるからです。下記に例を挙げてもう少し説明します。
例:腰痛の治療 (治療の手順などを説明) @東洋医学の考え方を用いて個々の体質に合わせた全身調整をします。 ・例えば腎虚証と判断した場合で腎を補う鍼灸施術をして全身を整えます。そうすることで全身の血行が促進が期待できます。これによって症状の改善または症状の再発予防のための土台を作ります。 A患部への鍼灸施術をします。 ・腰痛の原因で最も多い部位は第4腰椎と第5腰椎周辺の筋肉になります。ここに鍼灸施術をします。 ・痛みの原因となる筋肉は蓄積された疲労などで硬くなっています。ここに鍼灸施術を行うことで血行が改善され一時的に痛みの緩和が期待できます。そして治療を続けて行くうちに、筋の硬さが徐々に改善され痛みの軽減が期待できます。 ・痛みが落ち着き、さらに続けることで身体の状態が良くなり、良くなることで筋肉の疲労が起こりにくくなり、腰痛の再発予防が期待できます。 *ちなみに膝の痛み、肩の痛み(*五十肩など)、頸の痛み、腕の痛み、足の痛みも同様になります。なお「*五十肩」をクリックすると詳細のページにジャンプします。 |
■おすすめできる痛みの症状でも、そう簡単に痛みが取れない場合もあります。
それはどんな場合かを以下に挙げてみます。
@筋力が落ちてしまっている場合。
A内臓の病気が原因で起きている場合。
@は筋力の低下が身体が支えられなくて起きてくる症状のため鍼灸施術に加えて運動療法が必要となってきます。なお運動療法が必要となる症状は特に肩の痛み(五十肩で筋肉が萎縮してしまった場合)・膝の痛み(変形性膝関節症で太ももの筋肉が萎縮した場合)で多くなります。
Aは内臓の異常(例えば慢性胃炎による腰痛)がある時は、胃の不調を身体の筋肉に痛みとして伝えることがあります。これは内臓自体の働きを良くしなくてはいけません。鍼灸単独で行うことも良い選択の1つですが、現代医薬との併用することで、より良い効果が期待できる場合もございます。
ただの痛みと侮ってはダメ。病院受診が必要なケースとは・・・
単なる身体の痛みと侮ってはダメです。
中には失明・後遺症・生命の危険を脅かす場合もあります。例えば・・・
@心筋梗塞や肺塞栓・肺炎などの胸の痛み。
A胃がん・十二指腸癌・虫垂炎やイレウス・大動脈解離、破裂などのお腹の痛み。
B子宮破裂・卵巣破裂などの下腹部の痛み・急性膵炎などの背中の痛み。
C腎臓がん・膀胱がんなどの腰の痛み。
D脳出血や脳梗塞・脳腫瘍・くも膜下出血などの頭の痛み。
E各種の骨折。
F緑内障の発作の痛み。
G排尿・排便障害を伴う腰椎ヘルニアの腰痛。
H肺がんによる肩の痛み。
などが当たります。
しかしこれではユーザーの方には分かりませんのでもう少し掘り下げてみます。
中には失明・後遺症・生命の危険を脅かす場合もあります。例えば・・・
@心筋梗塞や肺塞栓・肺炎などの胸の痛み。
A胃がん・十二指腸癌・虫垂炎やイレウス・大動脈解離、破裂などのお腹の痛み。
B子宮破裂・卵巣破裂などの下腹部の痛み・急性膵炎などの背中の痛み。
C腎臓がん・膀胱がんなどの腰の痛み。
D脳出血や脳梗塞・脳腫瘍・くも膜下出血などの頭の痛み。
E各種の骨折。
F緑内障の発作の痛み。
G排尿・排便障害を伴う腰椎ヘルニアの腰痛。
H肺がんによる肩の痛み。
などが当たります。
しかしこれではユーザーの方には分かりませんのでもう少し掘り下げてみます。
■病院受診が必要な症状の目安。
@経験したことのない痛み。A何か(例:テレビをみていた時など具体的に答えられる)をして、急に痛くなり、痛みがずっと続いている状態。
B症状が徐々に悪化している場合。
などが挙げられます。
以上3つの症状のいずれかがある時、鍼灸が不適応の基準に当てはまる可能性が高いので、速やかに病院に行って診察を受けてくださいね。