■この記事の筆者は当院の院長が書きました。院長プロフィールはこちらへ。公開日:2024年8月30日
動悸の鍼灸施術について
■動悸で鍼灸院に通院される9割前後は改善が期待できます。
心臓自体に病気がある場合を除き、動悸は鍼灸施術で徐々に改善させることは可能で定期的な施術を継続することで改善のみでなく再発予防が期待できます。
●動悸が改善できることによって得られる患者様の利益は?
1.安心して日常生活を過ごせる。
動悸が起きると気分が良くないしまたいつ起こるか不安になりますね、改善されることで動悸の回数が減りその結果として安心して日常生活を過ごせるようになります。
2.仕事を効率よくできること。
動悸があると健康面で不安を生じますが鍼で改善されると不安が軽減され、体も軽くなり仕事も効率よくできます。
3.趣味を楽しむことができること。
健康面に余裕がないと気分が落ち込みやすく何事も取り組むことができませんが、改善されることで気持ちに余裕ができ趣味を楽しめます。
4.医療費の削減が可能です。
動悸がある患者様のほとんどは動悸以外に症状があります。動悸が改善されることで動悸に付随した症状も軽減が可能なので結果として費用がかからなくなります。
●動悸の注意点
動悸の中には心臓の病気(心不全・狭心症)がある場合があるので注意が必要です。必要に応じて病院での診察が必要になります。
以上になりますが、もっと詳細を知りたい方は続きをご覧くださいね。
1.安心して日常生活を過ごせる。
動悸が起きると気分が良くないしまたいつ起こるか不安になりますね、改善されることで動悸の回数が減りその結果として安心して日常生活を過ごせるようになります。
2.仕事を効率よくできること。
動悸があると健康面で不安を生じますが鍼で改善されると不安が軽減され、体も軽くなり仕事も効率よくできます。
3.趣味を楽しむことができること。
健康面に余裕がないと気分が落ち込みやすく何事も取り組むことができませんが、改善されることで気持ちに余裕ができ趣味を楽しめます。
4.医療費の削減が可能です。
動悸がある患者様のほとんどは動悸以外に症状があります。動悸が改善されることで動悸に付随した症状も軽減が可能なので結果として費用がかからなくなります。
●動悸の注意点
動悸の中には心臓の病気(心不全・狭心症)がある場合があるので注意が必要です。必要に応じて病院での診察が必要になります。
以上になりますが、もっと詳細を知りたい方は続きをご覧くださいね。
■現代医学では・・・
●動悸とは・・・
・我々の心臓の拍動はありますが、拍動を自覚することはありませんが、動悸は心臓の拍動が自覚できる症状になります。
●注意すべき動悸とは・・・・
・動悸の頻度が多くなってきている。
・動悸の持続時間が長くなっている。
・階段を上る、坂道を上がる時に動悸がひどくなる。
上記の3つは注意が必要です。早めに医療機関を受診したほうがいいですね。
●動悸に伴う症状がある時も要注意です。
・胸の痛み、むくみ、めまい、息切れ、呼吸困難、冷や汗等を伴うときは悠長に構えては危ないです。場合によっては命にかかわります。
●動悸の検査
・心臓自体に原因の有無があるか検査をします。(例えば心電図・胸部のレントゲン・血液検査・ホルダー心電図)それで異常があればそれに合う治療をします。
●動悸の予防
・最低でも2つはありますよ。
@禁煙をすること(心臓の負担を軽減するため)
A運動をすること(有酸素運動を30分を週2回から3回を行い、肥満の防止。肥満にならないことで心臓への負担を下げる。)
・動悸の持続時間が長くなっている。
・階段を上る、坂道を上がる時に動悸がひどくなる。
上記の3つは注意が必要です。早めに医療機関を受診したほうがいいですね。
●動悸に伴う症状がある時も要注意です。
・胸の痛み、むくみ、めまい、息切れ、呼吸困難、冷や汗等を伴うときは悠長に構えては危ないです。場合によっては命にかかわります。
●動悸の検査
・心臓自体に原因の有無があるか検査をします。(例えば心電図・胸部のレントゲン・血液検査・ホルダー心電図)それで異常があればそれに合う治療をします。
●動悸の予防
・最低でも2つはありますよ。
@禁煙をすること(心臓の負担を軽減するため)
A運動をすること(有酸素運動を30分を週2回から3回を行い、肥満の防止。肥満にならないことで心臓への負担を下げる。)
【 参考ページ 】 ・注意が必要な動悸の症状|いでハートクリニック |
■鍼灸では・・・・
・心悸(しんき)と言い、今の動悸とほぼ同じです。
・当院では動悸の治療だけでなく、動悸によって出る症状(不眠、不安感、めまい、倦怠感等)も一緒に治療をしていきます。
そうすることで動悸が改善すれば動悸によって出ていた症状も改善できるので結果として一石二鳥になります。
●原因
ストレス・飲食不摂生・体調不調を押して無理をした等により五臓六腑の働きが悪くなったことにより、体内に老廃物(不要な血液・水分等)が発生し、それが五臓の「心」に影響を及ぼすことで動悸が出ると考えます。
●施術方法
・五臓六腑の働きを改善及び調整をする。
五臓六腑の働きを改善及び調整することで健康な状態に戻し、老廃物の排出を促進させます。
・体に不要な水分・血液の排泄を促します。
内臓の働きを改善するだけでは不十分なので、別途不要な水分・血液が取り除けるように施術を行います。
・症状に応じて体の筋緊張を改善できるように施術を行います。
(例)背中、肩、首の筋肉コリをほぐして「心」の働きの改善及び調和を図ります。
・動悸は体力がやや落ちている方が多くみられるので鍼灸の刺激は軽く行います。刺激過多は症状が悪化する要因になるからです。
●経過
・動悸は定期的な施術で改善が期待できます。週1回以上の施術を3か月続けることで、徐々に動悸の回数が減り、身体の状態も上向き傾向になってくることが多いです。
●過去に施術した例
・高齢女性の方で膝の痛みを治療してだいぶ改善してきたと思った頃に患者様から実は動悸がするし眠れないし困っていると言われた。施術をすると1日は状態が良くなるが2日目にはまた戻るとのこと。それを聞いて考えられるのは施術自体はOKだけど患者様の体力がだいぶ落ちているから施術してもなかなか持続しない。だから来れる時はできる限り続けて下さいと説明し今も施術しています。
・40代後半の女性。
いろんな症状を言われるがその1つ動悸がありました。週1回を1か月続けたら動悸の回数が減ったとのこと。それでしたら来れる時にはきちんと来て頂き治療をし動悸の改善を目指しましょうと患者様に説明しました。
ストレス・飲食不摂生・体調不調を押して無理をした等により五臓六腑の働きが悪くなったことにより、体内に老廃物(不要な血液・水分等)が発生し、それが五臓の「心」に影響を及ぼすことで動悸が出ると考えます。
●施術方法
・五臓六腑の働きを改善及び調整をする。
五臓六腑の働きを改善及び調整することで健康な状態に戻し、老廃物の排出を促進させます。
・体に不要な水分・血液の排泄を促します。
内臓の働きを改善するだけでは不十分なので、別途不要な水分・血液が取り除けるように施術を行います。
・症状に応じて体の筋緊張を改善できるように施術を行います。
(例)背中、肩、首の筋肉コリをほぐして「心」の働きの改善及び調和を図ります。
・動悸は体力がやや落ちている方が多くみられるので鍼灸の刺激は軽く行います。刺激過多は症状が悪化する要因になるからです。
●経過
・動悸は定期的な施術で改善が期待できます。週1回以上の施術を3か月続けることで、徐々に動悸の回数が減り、身体の状態も上向き傾向になってくることが多いです。
●過去に施術した例
・高齢女性の方で膝の痛みを治療してだいぶ改善してきたと思った頃に患者様から実は動悸がするし眠れないし困っていると言われた。施術をすると1日は状態が良くなるが2日目にはまた戻るとのこと。それを聞いて考えられるのは施術自体はOKだけど患者様の体力がだいぶ落ちているから施術してもなかなか持続しない。だから来れる時はできる限り続けて下さいと説明し今も施術しています。
・40代後半の女性。
いろんな症状を言われるがその1つ動悸がありました。週1回を1か月続けたら動悸の回数が減ったとのこと。それでしたら来れる時にはきちんと来て頂き治療をし動悸の改善を目指しましょうと患者様に説明しました。
■セルフケアについて・・・
・当院でおススメするセルフケアは「お灸によるツボのケア」と「食事療法」になります。
@お灸によるツボのケア。
院長が良いと考えるツボを3つ挙げてみます。
〇衝陽穴
衝陽(しょうよう)穴は胃経のツボで原穴と言って非常に大事なツボになります。心臓が正常に働くことで動悸が改善できるので正常に働く必要な栄養を衝陽穴で作ることができます。
〇内関穴
内関(ないかん)穴は心包経のツボになります。このツボは心臓を正常に働かせるようにするツボでとても重要になります。
〇巨闕穴
巨闕(こけつ)穴は任脈のツボで「心」の募穴になります。このツボは心臓の働きを調整する大事なツボになります。
A東洋医学の観点からみる食事療法について
・東洋医学では医食同源と言って食事も重視しています。
先ほど説明しましたが、内臓の働きを改善して体力をつけること・体内に溜まった不要な水分や血液を排泄することの2点が大事になります。
・東洋医学では医食同源と言って食事も重視しています。
先ほど説明しましたが、内臓の働きを改善して体力をつけること・体内に溜まった不要な水分や血液を排泄することの2点が大事になります。
・五臓六腑の働きを改善するには「うるち米・さつまいも・大豆・人参・たら・ひらめ」等を気を補う食物の他、「木耳・しめじ・卵黄・牛乳」等血を補う食物を多めに摂取するといいですね。
・不要な水分を改善するには「玄米・豆乳・なめこ・人参・みずな」等を多めに摂取するといいですね。
・不要な血液を改善するには「黒豆・ひまわりの種・すもも・ブルーベリー・カカオ」等を多めに摂取するといいですね。
・不要な水分を改善するには「玄米・豆乳・なめこ・人参・みずな」等を多めに摂取するといいですね。
・不要な血液を改善するには「黒豆・ひまわりの種・すもも・ブルーベリー・カカオ」等を多めに摂取するといいですね。
【 詳細ページ 】 ・東洋医学の考え方 【 参考文献 】 ・薬膳食典食物性味表|日本中医食養学会 |
まとめ
・動悸は心筋梗塞・狭心症等心臓の病気の症状が発症していない限り、鍼灸で対応が可能で改善も期待できます。
・動悸の予防策として「肥満であれば体重を落とす」・「睡眠不足等で体が疲れている時はとにかく体を休める」・「ストレスは自律神経を狂わし動悸を発症する要因になるのでストレスと上手に付き合う」・「セルフ灸をして頂く」・「鍼灸で体調を整えていく」などがあります。
・動悸の予防策として「肥満であれば体重を落とす」・「睡眠不足等で体が疲れている時はとにかく体を休める」・「ストレスは自律神経を狂わし動悸を発症する要因になるのでストレスと上手に付き合う」・「セルフ灸をして頂く」・「鍼灸で体調を整えていく」などがあります。