■この記事の筆者は当院の院長が書きました。院長プロフィールはこちらへ。公開日:2025年4月30日 写真を入れ替える
踵の痛みの鍼灸施術について

■踵の痛みの改善は鍼灸で期待できます。
踵の痛みの原因は様々ありますが、病院での治療でなかなか改善されにくく辛い思いをされている方が見えると思います。特に高齢者の方はなおさらこのようなケースは多いと想定できます。
では何か良い方法はないかと言うと、鍼灸で特にお灸が良いケースが多いです。
実際、当院で踵が痛いとおっしゃる方にお灸を続けることで痛みが緩和されたというケースが結構あるのです。悩んでいる方、試してみると良いと思います。ただし効果には個人差があり、すぐに効果を実感できる方とそうでない方が見えるので注意して下さい。
もし試してみて効果が出たらどうなるでしょう?想像してみてください。今まで少しでも体重がかかると痛かったのが痛みが軽減して動くのがおっくうだったのがなくなり、色々やりたいなと思うことができるようになり、嬉しくないでしょうか?さらに生活の質も向上が期待できますね。人は行動の制限がかかるのは苦痛ですからね・・・。
踵の痛みについて簡単に説明しましたが、気になる方は続きがありますので引き続き読んでくださいね。
実際、当院で踵が痛いとおっしゃる方にお灸を続けることで痛みが緩和されたというケースが結構あるのです。悩んでいる方、試してみると良いと思います。ただし効果には個人差があり、すぐに効果を実感できる方とそうでない方が見えるので注意して下さい。
もし試してみて効果が出たらどうなるでしょう?想像してみてください。今まで少しでも体重がかかると痛かったのが痛みが軽減して動くのがおっくうだったのがなくなり、色々やりたいなと思うことができるようになり、嬉しくないでしょうか?さらに生活の質も向上が期待できますね。人は行動の制限がかかるのは苦痛ですからね・・・。
踵の痛みについて簡単に説明しましたが、気になる方は続きがありますので引き続き読んでくださいね。

■現代医学では・・・
●よくある踵の痛みとは・・・
以下の2つがあります。
@踵の後ろが痛い
・これはアキレス腱付着部炎が考えられます。原因は運動などによりアキレス腱に負担がかかって起こります。
A歩くと急に踵が痛くなる時
・これは足底腱膜炎(そくていけんまくえん)が考えられます。原因は長時間の歩行・立ち仕事、運動のし過ぎ、肥満気味になった等で負担がかかった為に起こると考えられています。その他、加齢により足底腱膜の変形も原因と考えられています。
〇その他の原因は何がありますか?
@リウマチ
足関節の炎症の影響で痛みが出る場合があります。
A足のアーチの異常
偏平足、アーチがきつくなっている状態(高アーチ)の場合、痛みが出ることがあります。
➂踵骨棘(しょうこつちょく)
踵に棘(とげ)のような突起ができることで痛みが出ることがあります。(変形の一種)
➃痛風
関節に蓄積した尿酸結晶が炎症を起こし足関節全体に痛みを出すことがあります。
D神経損傷
かかと周りの神経の損傷で痛みやしびれが生じることがあります。
E更年期障害
更年期によりエストロゲンが減少して足の骨格を維持する筋や腱、靭帯が緩むことで骨格もゆがみが出て、日常生活での動作で負担がかかると痛みがでることがあります。
〇治療法
・薬物療法や理学療法を中心に治療を行います。
・これは足底腱膜炎(そくていけんまくえん)が考えられます。原因は長時間の歩行・立ち仕事、運動のし過ぎ、肥満気味になった等で負担がかかった為に起こると考えられています。その他、加齢により足底腱膜の変形も原因と考えられています。
〇その他の原因は何がありますか?
@リウマチ
足関節の炎症の影響で痛みが出る場合があります。
A足のアーチの異常
偏平足、アーチがきつくなっている状態(高アーチ)の場合、痛みが出ることがあります。
➂踵骨棘(しょうこつちょく)
踵に棘(とげ)のような突起ができることで痛みが出ることがあります。(変形の一種)
➃痛風
関節に蓄積した尿酸結晶が炎症を起こし足関節全体に痛みを出すことがあります。
D神経損傷
かかと周りの神経の損傷で痛みやしびれが生じることがあります。
E更年期障害
更年期によりエストロゲンが減少して足の骨格を維持する筋や腱、靭帯が緩むことで骨格もゆがみが出て、日常生活での動作で負担がかかると痛みがでることがあります。
〇治療法
・薬物療法や理学療法を中心に治療を行います。
【 参考ページ 】 ・踵の痛み|高橋整形リハビリクリニック |

■鍼灸では・・・
●原因
加齢(東洋医学では腎の働きの低下と考えます。)による踵の骨の変形、または日常生活・激しい運動等が原因で腱・靭帯の負担がかかること(東洋医学では肝の働きの低下)で起こると考えます。
●施術方針
@大元の原因は「腎の働きの低下」と「肝の働きの低下」になりますので、腎または肝の働きを改善させることが重要になります。
A働く為に必要な栄養とエネルギーが要りますので、脾胃の働きも改善させて気血(エネルギーと栄養)を作る出すことになります。
➂踵の痛い部位・もしくは踵の周辺の痛みのある部位に鍼灸を施すことで患部もしくは患部周辺の気血の巡りを改善することです。
●施術経過
・原因にもよりますが、経過は良好のことが多いので根気よく続ければ改善できる可能性はあります。
●症例
・90歳女性。
施設で通所リハビリをしている時に突然踵が痛くなった。恐らく踵の骨の変形が原因ではないかと推定し、腎の働きの改善を促す施術をしたのちに、鍼を患部に施すも効果はほとんどなかった。2回目に患部を鍼からお灸に変更して施術すると、3回目、4回目と続けることに徐々に痛みが軽減し、通所でリハビリを再開してもそこまで痛みは感じなくなったとのこと。
@大元の原因は「腎の働きの低下」と「肝の働きの低下」になりますので、腎または肝の働きを改善させることが重要になります。
A働く為に必要な栄養とエネルギーが要りますので、脾胃の働きも改善させて気血(エネルギーと栄養)を作る出すことになります。
➂踵の痛い部位・もしくは踵の周辺の痛みのある部位に鍼灸を施すことで患部もしくは患部周辺の気血の巡りを改善することです。
●施術経過
・原因にもよりますが、経過は良好のことが多いので根気よく続ければ改善できる可能性はあります。
●症例
・90歳女性。
施設で通所リハビリをしている時に突然踵が痛くなった。恐らく踵の骨の変形が原因ではないかと推定し、腎の働きの改善を促す施術をしたのちに、鍼を患部に施すも効果はほとんどなかった。2回目に患部を鍼からお灸に変更して施術すると、3回目、4回目と続けることに徐々に痛みが軽減し、通所でリハビリを再開してもそこまで痛みは感じなくなったとのこと。
■セルフケアについて
・当院でおススメするセルフケアは「お灸によるツボのケア」と「食事療法」になります。
@お灸によるツボのケア。
院長が良いと考えるツボを3つ挙げてみます。
・当院でおススメするセルフケアは「お灸によるツボのケア」と「食事療法」になります。
@お灸によるツボのケア。
院長が良いと考えるツボを3つ挙げてみます。
〇太谿穴

太谿(たいけい)穴は腎経のツボで原穴になる重要なツボでここにお灸等で刺激を与えることで腎の働きの改善が期待できます。腎に関係のある踵に栄養を与えることで痛みの改善が期待できます。
〇太衝穴

太衝(たいしょう)穴は肝経のツボで原穴になる重要なツボでここにお灸等で刺激を与えることで肝の働きの改善が期待できます。肝に関係のある踵周辺にある靭帯や腱に栄養を与えることで痛みの改善が期待できます。
〇阿是穴

阿是(あぜ)穴は「痛みのある部位」を言いますので患部になります。
患部に直接お灸をすることで患部の血行が促進されて痛みの軽減が期待できます。
患部に直接お灸をすることで患部の血行が促進されて痛みの軽減が期待できます。

A東洋医学の観点からみる食事療法について
・東洋医学では医食同源と言って食事も重視しています。
・甘い物(チョコレート、饅頭等)・脂っこい物・冷たい物(ビール・アイスクリーム等)・生もの(刺身・野菜等)は脾胃(現代医学で言う胃腸)の働きを悪くするので少し控えて下さい。食べ過ぎると脾胃の働きを悪くなるとエネルギーと栄養を作れなくなるからです。
・東洋医学では医食同源と言って食事も重視しています。
・甘い物(チョコレート、饅頭等)・脂っこい物・冷たい物(ビール・アイスクリーム等)・生もの(刺身・野菜等)は脾胃(現代医学で言う胃腸)の働きを悪くするので少し控えて下さい。食べ過ぎると脾胃の働きを悪くなるとエネルギーと栄養を作れなくなるからです。
・油分の少ないお肉、魚類は補気(エネルギーを補うという意味)養血(栄養を補うという意味)作用があり、踵に関係のある腎、肝の働きを改善させ、痛みを軽減するために必要となります。
【 詳細ページ 】 ・東洋医学の考え方 【 参考文献 】 ・薬膳食典食物性味表|日本中医食養学会 |
まとめ
・踵の痛みは現代医学では約6つ原因がありますが、鍼灸では腎の働きの低下がベースとなって痛くなることが多いです。
・特に高齢の方で踵が痛いという方には、鍼灸を施すと痛みは徐々にではあるが改善の傾向が見受けられるのでお勧めです。
・特に高齢の方で踵が痛いという方には、鍼灸を施すと痛みは徐々にではあるが改善の傾向が見受けられるのでお勧めです。
・「うるち米・さつまいも・大豆・人参・たら・ひらめ・豚肉・牛肉」等を食べて脾胃の気を補って下さい。そうすることで内臓を働かせるために必要な気血が作られます。
・脾胃の働きに影響の出る「生もの・生野菜・冷たい物(アイス・ビール等」」を控えて下さい。できるなら火を通してから食べれるといいでしょう。
・脾胃の働きに影響の出る「生もの・生野菜・冷たい物(アイス・ビール等」」を控えて下さい。できるなら火を通してから食べれるといいでしょう。

妊婦さんへの鍼灸治療の解説をする前に、そもそも妊婦の鍼灸治療は可能かどうか気になりませんか?
ズバリ、お答えします。もちろん、可能です。
では実際に鍼灸治療を受けることにより患者様にどんなベネフィット(利益)が得られるか、それは・・・・
「個人差はありますが、薬に頼らなくても、鍼灸治療で症状を早く改善することで、辛い思いを解放できることです。」
誰しも、ずっと辛い思いをしたい人なんていないですよね。
ズバリ、お答えします。もちろん、可能です。
では実際に鍼灸治療を受けることにより患者様にどんなベネフィット(利益)が得られるか、それは・・・・
「個人差はありますが、薬に頼らなくても、鍼灸治療で症状を早く改善することで、辛い思いを解放できることです。」
誰しも、ずっと辛い思いをしたい人なんていないですよね。
【 参考ページ 】 ・副鼻腔炎の治療とは?おすすめの治し方を紹介|武田耳鼻咽喉科 |

●治療について
・治療方針として慢性肝炎→肝硬変→肝がんに進行しないようにしていくことです。
仮に肝硬変や肝がんになると肝性脳症等の症状が出ることがあります。
・ウィルス性の肝炎であればインターフェロン等の薬物治療を行います。
・アルコール性や脂肪肝は食生活の見直しをします。アルコール性なら禁酒と栄養(たんぱく質と野菜類)を取ること、脂肪肝なら摂取カロリーの見直しと運動療法が大事になります。
・治療方針として慢性肝炎→肝硬変→肝がんに進行しないようにしていくことです。
仮に肝硬変や肝がんになると肝性脳症等の症状が出ることがあります。
・ウィルス性の肝炎であればインターフェロン等の薬物治療を行います。
・アルコール性や脂肪肝は食生活の見直しをします。アルコール性なら禁酒と栄養(たんぱく質と野菜類)を取ること、脂肪肝なら摂取カロリーの見直しと運動療法が大事になります。
踵の痛みについて(25年4月)
・踵の痛みの改善は鍼灸で期待できます。
踵の痛みの原因は様々ありますが、病院での治療でなかなか改善されにくく辛い思いをされている方が見えると思います。特に高齢者の方はなおさらこのようなケースは多いと想定できます。
では何か良い方法はないかと言うと、鍼灸で特にお灸が良いケースが多いです。
実際、当院で踵が痛いとおっしゃる方にお灸をすえる続けることで痛みが緩和されたというケースが結構あるのです。悩んでいる方、一度試してみると良いと思います。ただし効果には個人差があり、すぐに効果を実感できる方とそうでない方が見えるので注意して下さい。
もし試してみて効果が出ると、少しでも体重がかかると痛かったのが痛みが軽減して動くのがおっくうだったのがなくなり、色々やりたいなと思うことができるようになり、生活の質も向上が期待できますね。人は行動の制限がかかるのは苦痛ですからね・・・。
踵の痛みについて簡単に説明しましたが、気になる方は続きがありますので引き続き読んでくださいね。
目次
・現代医学では
〇よくある踵の痛み。
以下の2つがあります。
@踵の後ろが痛い
・これはアキレス腱付着部炎が考えられます。原因は運動などによりアキレス腱に負担がかかって起こります。
A歩くと急に踵が痛くなる
・これは足底腱膜炎(そくていけんまくえん)が考えられます。原因は長時間の歩行・立ち仕事、運動のし過ぎ、肥満気味になった等で負担がかかった為に起こると考えられています。その他、加齢により足底腱膜の変形も原因と考えられています。
〇その他の原因は何がある?
@リウマチ
足関節の炎症の影響で痛みが出る場合があります。
A足のアーチの異常
偏平足、アーチがきつくなっている状態(高アーチ)の場合、痛みが出ることがあります。
➂踵骨棘(しょうこつちょく)
踵に棘(とげ)のような突起ができることで痛みが出ることがあります。(変形の一種)
➃痛風
関節に蓄積した尿酸結晶が炎症を起こし足関節全体に痛みを出すことがあります。
D神経損傷
かかと周りの神経の損傷で痛みやしびれが生じることがあります。
E更年期障害
更年期によりエストロゲンが減少して足の骨格を維持する筋や腱、靭帯が緩むことで骨格もゆがみが出て、日常生活での動作で負担がかかると痛みがでることがあります。
〇治療法
・薬物療法や理学療法を中心に治療を行います。
参照ページ
・踵の痛み|高橋整形リハビリクリニック
・鍼灸では・・・
原因
加齢(東洋医学では腎の働きの低下と考えます。)による踵の骨の変形、または日常生活で腱・靭帯の負担がかかること(東洋医学では肝の働きの低下)で起こると考えます。
施術方針
@大元の原因は「腎の働きの低下」と「肝の働きの低下」になりますので、腎または肝の働きを改善させることが重要になります。
A働く為に必要な栄養とエネルギーが要りますので、脾胃の働きも改善させて気血(エネルギーと栄養)を作る出すことになります。
➂踵の痛い部位・もしくは踵の周辺の痛みのある部位に鍼灸を施すことで患部もしくは患部周辺の気血の巡りを改善することです。
症例1
・90歳女性。
施設に通所でリハビリをしている時に突然踵が痛くなった。恐らく踵の骨の変形が原因ではないかと推定し、腎の働きの改善を促す施術をしたのちに、鍼を患部に施すも効果はほとんどなかった。2回目に患部を鍼からお灸に変更して施術すると、3回目、4回目と続けることに徐々に痛みが軽減し、通所でリハビリを再開してもそこまで痛みは感じなくなったとのこと。
セルフケアとして
3つのツボと食事について説明します。
太谿穴:腎経の原穴となる重要なツボでここにお灸等で刺激を与えることで腎の働きの改善が期待できます。
太衝穴:肝経の原穴となる重要なツボでここにお灸等で刺激を与えることで肝の働きの改善が期待できます。
痛みのある部位:鍼灸では「気血が巡らなければ痛む」と考えるので痛みのある部位(患部)にお灸などをすることで気血が巡るようにすれば痛みの改善が期待できます。
食事について
・甘い物(チョコレート、饅頭等)・脂っこい物・冷たい物(ビール・アイスクリーム等)・生もの(刺身・野菜等)は脾胃(現代医学で言う胃腸)の働きを悪くするので少し控えて下さい。食べ過ぎると脾胃の働きを悪くなるとエネルギーと栄養を作れなくなるからです。
・油分の少ないお肉、魚類は補気(エネルギーを補うという意味)養血(栄養を補うという意味)作用があり、踵の痛みを軽減するために必要となります。
まとめ
・踵の痛みは現代医学では約6つ原因がありますが、鍼灸では腎の働きの低下がベースとなって痛くなることが多いです。
・鍼灸を施すと痛みは徐々にではあるが改善の傾向が見受けられるのでお勧めです。
踵の痛みの原因は様々ありますが、病院での治療でなかなか改善されにくく辛い思いをされている方が見えると思います。特に高齢者の方はなおさらこのようなケースは多いと想定できます。
では何か良い方法はないかと言うと、鍼灸で特にお灸が良いケースが多いです。
実際、当院で踵が痛いとおっしゃる方にお灸をすえる続けることで痛みが緩和されたというケースが結構あるのです。悩んでいる方、一度試してみると良いと思います。ただし効果には個人差があり、すぐに効果を実感できる方とそうでない方が見えるので注意して下さい。
もし試してみて効果が出ると、少しでも体重がかかると痛かったのが痛みが軽減して動くのがおっくうだったのがなくなり、色々やりたいなと思うことができるようになり、生活の質も向上が期待できますね。人は行動の制限がかかるのは苦痛ですからね・・・。
踵の痛みについて簡単に説明しましたが、気になる方は続きがありますので引き続き読んでくださいね。
目次
・現代医学では
〇よくある踵の痛み。
以下の2つがあります。
@踵の後ろが痛い
・これはアキレス腱付着部炎が考えられます。原因は運動などによりアキレス腱に負担がかかって起こります。
A歩くと急に踵が痛くなる
・これは足底腱膜炎(そくていけんまくえん)が考えられます。原因は長時間の歩行・立ち仕事、運動のし過ぎ、肥満気味になった等で負担がかかった為に起こると考えられています。その他、加齢により足底腱膜の変形も原因と考えられています。
〇その他の原因は何がある?
@リウマチ
足関節の炎症の影響で痛みが出る場合があります。
A足のアーチの異常
偏平足、アーチがきつくなっている状態(高アーチ)の場合、痛みが出ることがあります。
➂踵骨棘(しょうこつちょく)
踵に棘(とげ)のような突起ができることで痛みが出ることがあります。(変形の一種)
➃痛風
関節に蓄積した尿酸結晶が炎症を起こし足関節全体に痛みを出すことがあります。
D神経損傷
かかと周りの神経の損傷で痛みやしびれが生じることがあります。
E更年期障害
更年期によりエストロゲンが減少して足の骨格を維持する筋や腱、靭帯が緩むことで骨格もゆがみが出て、日常生活での動作で負担がかかると痛みがでることがあります。
〇治療法
・薬物療法や理学療法を中心に治療を行います。
参照ページ
・踵の痛み|高橋整形リハビリクリニック
・鍼灸では・・・
原因
加齢(東洋医学では腎の働きの低下と考えます。)による踵の骨の変形、または日常生活で腱・靭帯の負担がかかること(東洋医学では肝の働きの低下)で起こると考えます。
施術方針
@大元の原因は「腎の働きの低下」と「肝の働きの低下」になりますので、腎または肝の働きを改善させることが重要になります。
A働く為に必要な栄養とエネルギーが要りますので、脾胃の働きも改善させて気血(エネルギーと栄養)を作る出すことになります。
➂踵の痛い部位・もしくは踵の周辺の痛みのある部位に鍼灸を施すことで患部もしくは患部周辺の気血の巡りを改善することです。
症例1
・90歳女性。
施設に通所でリハビリをしている時に突然踵が痛くなった。恐らく踵の骨の変形が原因ではないかと推定し、腎の働きの改善を促す施術をしたのちに、鍼を患部に施すも効果はほとんどなかった。2回目に患部を鍼からお灸に変更して施術すると、3回目、4回目と続けることに徐々に痛みが軽減し、通所でリハビリを再開してもそこまで痛みは感じなくなったとのこと。
セルフケアとして
3つのツボと食事について説明します。
太谿穴:腎経の原穴となる重要なツボでここにお灸等で刺激を与えることで腎の働きの改善が期待できます。
太衝穴:肝経の原穴となる重要なツボでここにお灸等で刺激を与えることで肝の働きの改善が期待できます。
痛みのある部位:鍼灸では「気血が巡らなければ痛む」と考えるので痛みのある部位(患部)にお灸などをすることで気血が巡るようにすれば痛みの改善が期待できます。
食事について
・甘い物(チョコレート、饅頭等)・脂っこい物・冷たい物(ビール・アイスクリーム等)・生もの(刺身・野菜等)は脾胃(現代医学で言う胃腸)の働きを悪くするので少し控えて下さい。食べ過ぎると脾胃の働きを悪くなるとエネルギーと栄養を作れなくなるからです。
・油分の少ないお肉、魚類は補気(エネルギーを補うという意味)養血(栄養を補うという意味)作用があり、踵の痛みを軽減するために必要となります。
まとめ
・踵の痛みは現代医学では約6つ原因がありますが、鍼灸では腎の働きの低下がベースとなって痛くなることが多いです。
・鍼灸を施すと痛みは徐々にではあるが改善の傾向が見受けられるのでお勧めです。
A男性側にある。(男性の不妊)
・男性が原因の不妊は約50%です。原因はいくつかあります。
(@)精子を作る能力に問題がある。
これが全体の8割を占めています。なぜ元気が良い精子が作れないのか6割が原因が分からないですが、原因がはっきりしている精索静脈瘤(せいさくじょうみゃくりゅう)の場合、精巣周辺の血液循環がわるくなることで精巣の温度が上がることや精巣の低酸素状態の継続や有害物質の影響で正常な精子ができない原因になっています。これは手術をすることで改善する場合があります。
治療法としてはホルモン剤等を使うことですが、通常は補助生殖医療を併用します。
(A)生み出された精子がペニスの先まで運ばれない時
作られた精子がペニスの先ま通る道の途中で詰まってしまうケースとして過去の炎症(精巣上体炎)などがあります。
(B)セックスがうまくできない場合(性機能障害)
勃起障害などでセックスで射精できないことがこれに当てはまります。一般的にはストレスが原因でありますが、中には糖尿病が原因のケースもあります。 糖尿病については食事制限・運動・薬の服用で改善を目指しことで勃起障害の改善が期待できます。
・男性が原因の不妊は約50%です。原因はいくつかあります。
(@)精子を作る能力に問題がある。
これが全体の8割を占めています。なぜ元気が良い精子が作れないのか6割が原因が分からないですが、原因がはっきりしている精索静脈瘤(せいさくじょうみゃくりゅう)の場合、精巣周辺の血液循環がわるくなることで精巣の温度が上がることや精巣の低酸素状態の継続や有害物質の影響で正常な精子ができない原因になっています。これは手術をすることで改善する場合があります。
治療法としてはホルモン剤等を使うことですが、通常は補助生殖医療を併用します。
(A)生み出された精子がペニスの先まで運ばれない時
作られた精子がペニスの先ま通る道の途中で詰まってしまうケースとして過去の炎症(精巣上体炎)などがあります。
(B)セックスがうまくできない場合(性機能障害)
勃起障害などでセックスで射精できないことがこれに当てはまります。一般的にはストレスが原因でありますが、中には糖尿病が原因のケースもあります。 糖尿病については食事制限・運動・薬の服用で改善を目指しことで勃起障害の改善が期待できます。
【 参照ページ 】 ・男性の不妊|女性手帳 ・不妊症とは?不妊症の原因について|赤坂レディースクリニック |
〇関元穴

関元(かんげん)穴は任脈にあるツボで、脾経と肝経と腎経が交わるツボになり、この1つのツボで脾経と肝経・腎経の治療もできるので非常に重要なツボになります。このツボは下っ腹(赤い点)になります。
〇行間穴

行間(こうかん)穴は肝経のツボで火穴になる重要なツボで、ここにお灸等で刺激を与えることで肝の働きの改善が期待できます。改善されることで「のぼせ」・「イライラ」に効果が期待できます。
〇復溜穴

復溜(ふくりゅう)穴は腎経の金穴になる重要なツボです。ここに灸で刺激を与えることで腎の働きの改善が期待できます。改善されることで「不眠」・「腰痛」などの症状に効果が期待できます。