鍼灸施術後身体が怠くなるのは?
・名古屋市在中の女性からの質問。 「友人にめまいのことを話していたら鍼灸が良いよ。」と聞いて市内の鍼灸院でめまいの施術を受けました。 施術中は鍼の痛みや灸の熱さはほとんど気にならなく、徐々に身体のコリがほぐれてきた感じがしてきました。しかし施術後数時間経過してから身体が怠くて動くのもおっくうな感じになり、家事を行うことができなくなって驚いてしまいました。(その後2・3日したら身体の怠さは取れましたが・・・) 何故、このような現象が起きたのでしょうか?今後、鍼治療を受ける毎にまたこのような症状が起きることはあるのでしょうか? 回答、よろしくお願いします。 |
それは鍼灸の刺激が過度な場合に起こりやすいです。
回答日:2024年12月24日 名古屋市守山区の鍼灸師が回答致します。 ・このような反応を専門用語で「瞑眩(めんげん)」と言います。瞑眩(めんげん)はどういった時に起こりやすいというと、「過剰な鍼灸の刺激を与えることで起きやすい」です。 どんな時に過度な刺激を与えやすくなってしまうかですが、@鍼灸施術を受けるのが初めての方A施術者が少しでも早く治してあげなくてはいけないと思い、施術をやりすぎてしまう。 ➂体調がいつもより芳しくない方が与えやすくなってしまいます。 瞑眩(めんげん)が施術ごとに出てしまうようなケースの場合はそれは好転反応とはいいがたく、施術の刺激量に問題があると考えられますので、担当の鍼灸師の先生に相談して下さい。 なお好転反応は上記の理由から忘れた頃に好転反応がでる場合がありますので、もし出たとしても過度な心配は必要ありません。担当の鍼灸師にご相談下さい。何らかの対処法を考えてくださるはずです。 |