「初めての方へ」の記事は筆者(当院の院長)が書いています。筆者のプロフィールはこちらへ。
はじめての方へ
鍼灸の経験の有無を問わずに一度読んで下さい。
経験ありの方は「へぇー、こんなふうにやるんだ」とイメージが付きやすいですし、初めての方でしたらこんな感じで「やるんだね」というイメージがつきやすいですよ。
経験ありの方は「へぇー、こんなふうにやるんだ」とイメージが付きやすいですし、初めての方でしたらこんな感じで「やるんだね」というイメージがつきやすいですよ。
■施術時のお願い
当院では東洋医学の考えに基づき弁証(診断)をした後、全身(背中・お腹・胸・頭・手足)にあるツボを配穴して施術を致しますので、なるべく皮膚が露出できるような恰好でお願いします。
なお院内において患者着(上下)を用意していますが、患者様ご自身でハーフパンツやキャミソールを持参して頂いても構いません。
なお院内において患者着(上下)を用意していますが、患者様ご自身でハーフパンツやキャミソールを持参して頂いても構いません。
次に初検時の施術の流れについて説明します。
初検時の施術の流れ
1.予診票を書いて下さい。
来院されたらまず予診票を書いて下さい。
予診票には「一番つらい症状」・「過去に患った病気の有無」・「服薬中有無」・「鍼灸治療の経験の有無」など数項目分かる範囲で書いて頂きます。なお分からないことは後でこちらで確認致しますので安心して下さい。
■予診票を書く時のお願い。
・既往歴(写真の黒色で囲った場所)の書くところがありますが、分かる範囲で書いてください。
患者様に既往歴を書いて頂くのには2つの理由があります。
@鍼又は灸の施術中に細心の注意を払わなくてはいけない場合があります。何に注意するかというと例えば糖尿病がある場合、患者様の皮膚の感覚が鈍くなったり、抵抗力が落ちていることがあり、それらにより施術中に起こり得る火傷や細菌感染などに細心の注意しなくてはいけません。
A施術効果に影響が出てくるからです。例えば腰痛で通院された場合で、既往歴に糖尿病のがある場合とない場合では症状が改善されるまでの時間が大きく異なる場合があります。*一般的に糖尿病の既往歴がある時は施術効果が落ちやすいです。
予診票には「一番つらい症状」・「過去に患った病気の有無」・「服薬中有無」・「鍼灸治療の経験の有無」など数項目分かる範囲で書いて頂きます。なお分からないことは後でこちらで確認致しますので安心して下さい。
■予診票を書く時のお願い。
・既往歴(写真の黒色で囲った場所)の書くところがありますが、分かる範囲で書いてください。
患者様に既往歴を書いて頂くのには2つの理由があります。
@鍼又は灸の施術中に細心の注意を払わなくてはいけない場合があります。何に注意するかというと例えば糖尿病がある場合、患者様の皮膚の感覚が鈍くなったり、抵抗力が落ちていることがあり、それらにより施術中に起こり得る火傷や細菌感染などに細心の注意しなくてはいけません。
A施術効果に影響が出てくるからです。例えば腰痛で通院された場合で、既往歴に糖尿病のがある場合とない場合では症状が改善されるまでの時間が大きく異なる場合があります。*一般的に糖尿病の既往歴がある時は施術効果が落ちやすいです。
2.治療室で着替えをして下さい。
次に身体所見・施術をするためにお着替えをして頂きます。
なお当院の治療室には、患者着・着替えかごの他、スーツ・コートで来院された方のためにポールハンガーを準備いたしました。
そして冬など寒い時期にはベッド下に電気毛布を引き寒さ対策をした上で、電気カーペットを床に設置して床冷え対策をします。さらには乾燥防止や感染症予防のためにスチーム加湿器を設置しています。
なお当院の治療室には、患者着・着替えかごの他、スーツ・コートで来院された方のためにポールハンガーを準備いたしました。
そして冬など寒い時期にはベッド下に電気毛布を引き寒さ対策をした上で、電気カーペットを床に設置して床冷え対策をします。さらには乾燥防止や感染症予防のためにスチーム加湿器を設置しています。
3.施術方針・施術コース・施術後の注意点の説明を行います。
当院で鍼灸治療を受けて頂く約9割は初めての患者様になっています。
初めての患者様は分らないことばかりで不安で一杯になっています。ですから施術を始める前に@施術後の注意点A施術方針の説明B施術コースの内容の以上3つを説明して、施術後の注意点と施術方針に納得して頂いた上で最後に施術コースを選んで頂いてようやく施術を開始する形にしています。
詳細は「よくある質問」をクリックして読んでください。
初めての患者様は分らないことばかりで不安で一杯になっています。ですから施術を始める前に@施術後の注意点A施術方針の説明B施術コースの内容の以上3つを説明して、施術後の注意点と施術方針に納得して頂いた上で最後に施術コースを選んで頂いてようやく施術を開始する形にしています。
詳細は「よくある質問」をクリックして読んでください。
4.東洋医学的所見をとり弁証(診断)をたてる。
身体所見をとる意味は2つあります。
@東洋医学的診断をする際に最も重要なことになります。
施術効果を最大限に引き出す為にここで脈診・腹診・問診など東洋医学的診断に必要なデータをそろえます。
A鍼灸で適応なのか不適応なのか判断をします。
大抵の場合、不適応な患者様は来院しませんが、まれに見えますので注意深く見ていく必要があります。その際には東洋医学的な診方だけでなく、現代医学の知識を活かした徒手検査やレッドフラッグ事項を確認して不適応か適応かの判断を致します。
@東洋医学的診断をする際に最も重要なことになります。
施術効果を最大限に引き出す為にここで脈診・腹診・問診など東洋医学的診断に必要なデータをそろえます。
A鍼灸で適応なのか不適応なのか判断をします。
大抵の場合、不適応な患者様は来院しませんが、まれに見えますので注意深く見ていく必要があります。その際には東洋医学的な診方だけでなく、現代医学の知識を活かした徒手検査やレッドフラッグ事項を確認して不適応か適応かの判断を致します。
4.弁証(診断)に基づきツボを選択し施術を開始する。
証が決まったら、鍼灸施術を始めます。当院では、基本はじめに腹部に鍼施術を行った後に手足にある重要なツボを鍼で刺激します。そうしたら一度脈を確認します。それで施術前よりも脈の状態がある程度良くなったかを確認します。
そして、ある程度脈が整ったら、患者様が訴えられている症状または部位に対して、始めに鍼施術を行い、その後必要に応じて灸施術を行います。
一通り施術が終了したら、もう一度脈を確認して必要があれば微調整をします。
そして、ある程度脈が整ったら、患者様が訴えられている症状または部位に対して、始めに鍼施術を行い、その後必要に応じて灸施術を行います。
一通り施術が終了したら、もう一度脈を確認して必要があれば微調整をします。
5.施術後、使用した鍼の本数を確認完了後、施術計画を相談して決定をします。
施術後に確認しなくてはいけないことがあります。
それは「使用した鍼の本数」の確認です。
「使用前の鍼の本数」=「使用後の鍼の本数」でなくてはいけません。そうでないと鍼の抜き忘れた可能性が出てきます。抜き忘れに細心の注意を払い確認を致します。
無事本数が確認出来たら、会計を済ませて頂いた後、施術計画を説明して、患者様が納得して頂き、次回の予約をお取りして初回の施術はすべて終了になります。
それは「使用した鍼の本数」の確認です。
「使用前の鍼の本数」=「使用後の鍼の本数」でなくてはいけません。そうでないと鍼の抜き忘れた可能性が出てきます。抜き忘れに細心の注意を払い確認を致します。
無事本数が確認出来たら、会計を済ませて頂いた後、施術計画を説明して、患者様が納得して頂き、次回の予約をお取りして初回の施術はすべて終了になります。