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公開日:2024年8月12日
公開日:2024年8月12日
新型コロナによる喉の痛み、鍼灸で効果が期待できますか?
・名古屋市在住のR様からの質問。 3日前に新型コロナを発症しました。体調は改善しつつありますが、喉の痛みが半端ありません。唾を飲み込んでも痛む・薬を飲むだけでも痛む・痛み止めを飲んでも改善した感じがしなく困っています。このような時、鍼灸をしても効果は期待できますか? |
改善は期待できますが、個人差があります。
回答日:2024年8月9日 名古屋市在住のR様、新型コロナで喉の痛みが辛く大変ですよね。 早速ですが、名古屋市守山区の鍼灸師が回答致します。 ・喉の痛みがあるということはコロナによって喉に*炎症があるということになります。 *炎症:発赤(患部が赤くなる)・腫れ(患部の腫れ)・痛み(患部の痛み)・熱感(患部の熱さ)を言います。 現代医学の理論であれば「炎症」ならカロナール、PL、ロキソニン等の解熱鎮痛剤を処方をしますね。 ・では質問者様が今回、喉の痛みがなぜ痛み止めで効かなかったのでしょうか?これを東洋医学的な見方で説明します。 東洋医学では喉の痛みの原因には主に2つあります。 @身体から発生した熱が原因。 A身体から発生した冷えが原因。 @のように原因が「熱」によるものであれば解熱鎮痛剤(熱をさまして痛みを取るという薬)は非常に効きますが、Aのように原因が「冷え」によるものである場合は熱が原因によって出た喉の痛みではないので解熱鎮痛剤では効果は熱が原因で発生した喉の痛みほど期待できません。 では名古屋市在住のR様の場合、どうでしょう。 痛み止めを飲んでも治らないということですので、恐らく喉の痛みの原因が熱ではなく冷えからきている可能性があります。東洋医学の理論上、「熱は冷まして取り、冷えは温めて取る」ことですのでこのようなケースでは「温めて痛みを取る」ということで改善が期待できますよ。 ですが、これは理論上の話になるので、実際には患者様ご本人の身体を診てからどう施術するか決めていく形になります。 さらに詳しく知りたい方は当院ホームページ内の「新型コロナ後遺症について」を読んで下さいね。 |